2005年03月29日

助手「とうとう大学出てきちゃいましたよ」

博士「ふむ、このラボの運営手段をひとつ失ったぞい」

助手「博士にとってゼミ室は無料ネットカフェでしたからね」

博士「だから、パソコンくれよ。あと接続とかも分からんから…」

助手「あの、なんの為に私はここに呼ばれたんですか?」

博士「何ってその、相方がいたら暇つぶしになるかなぁと」

助手「そ〜んな事の為に私はここにいたんですか。そうですか」

博士「わ〜かったよ〜。んじゃ研究しよ、これとか」

助手「これ、なぜ黒板を引っかくとゾクゾクするのか、ですか?」

博士「うわっ想像しただけでもうゾクゾクだよ」

助手「そんなのネットでぐぐれば…」

博士(だからそのパソコンくれよ)

助手「サルの警戒音に似てるとか、超音波が有害とか色んな説が」

博士「な〜んかどれも確信できん」

助手「じゃあ実際に実験してみましょうよ」

博士「それがイヤだっつってんだろ!」

助手「あ〜あ」

博士「ほ、ほら、もっと手軽で苦にならない実験しようや」

助手「では、マックのメニューだけを食べ続けると人はどうなるか、これどうです?」

博士「そんな映画あったよ。俺の食生活に不安を感じさせる的なやつ」

助手「ならば、人間はカロリーメイトだけで生きていけるか、は?」

博士「普段からしてるし。むしろ健康になれた」

助手「ん〜。な〜んかこう、人間の限界に挑戦したいですねぇ」

博士「それ!人はザーメンだけでどこまで生き続けられるか、とかどうよ?」

助手「なっ…今のセクハラですよ!」

博士「え、きみ女だったの?…お〜言われてみればヌホォ!」

助手「ちょ、冗談ですって。眼つきがいやらしすぎ!」

博士「こっちだって冗談だっつの!も〜買い物行って来い!」

所長「…だめだこりゃ」



neopozi at 22:22コメント(5)トラックバック(0)雑記帳 

2005年03月28日

助手「買ってきましたよ、カロリーメイト1年分」

博士「ムニャ…ぇぇ炎天下の砂場を思わせる乾いた香り…それでいてホージュンな湯気よの。どれ一口すすると…これわ!さびた鉄分がサラヌルリと舌に染み渡るようなこの感触…幼い頃よく十円玉を舐めては銅の味を堪能したもんじゃ…」

助手「博士?は〜か〜せ〜!起きて下さい!」

博士「ぅお?君もソムリエをやるのかね。ふぉ〜なんたる奇遇!」

助手「も〜さっきから何わけのわかんない寝言…」

博士「ここで…あれ?ここは?ソムリエコンテストは?」

助手「あの、夢で何か飲んでらしたようですが?」

博士「あぁ、最終審査でな、お湯を」

助手「まず味覚障害の審査受けた方がいいですよ」


※所長は昔、食料が尽きるとお湯を飲んで耐えたものです。



neopozi at 17:05コメント(1)トラックバック(0)雑記帳 

2005年03月26日

グランツーリスモ3にハマって自転車でもコーナーリングはアウトインアウトだった頃、このバイトをしてました。学校の掲示板に「イベントスタッフ募集!場所:TIサーキット英田」とあったので早速応募してみた。

そこは今の岡山国際サーキット。なぜか応募したのは俺だけで即採用・即研修となり、警備員の制服と光る棒を渡され、人の居ない廃工場で交通整理の研修を。といっても何も無い空き地に立って愛想良く光る棒を振ったら即合格だった。

社「それでは明日午前三時に事務所に来て下さい」
俺「えっと、このネクタイ結べま…」
社「現場には車で送迎します。弁当もこちらで用意します」
俺「その、仕事の内よ…」
社「では遅刻しないように。お疲れ様」
俺「あ、失礼しま〜す」

午前三時に備えるため前日は本格的に昼寝。そして普段眠りに付く頃に、当時最強に栄養があると信じていたコーンフレークを食べていざ出陣した。

事務所からは確かに車で送迎してくれた。社員の運転する車はサーキットへ続く山道をセガラリーばりに激走した。寝静まった暗闇を飛び出す子供の看板が高速で流れていく。仮眠しようなんて甘かった。満天の星空がガタガタと振動している。

山に囲まれた奥地に到着したのが朝の四時。搬入のトラックが暗闇で光る棒に導かれサーキットに入っていく。着々とレースの準備が進められているようだ。管理室で地図と無線を渡されて早速仕事開始となった。

搬入ゲートへ行くと光る棒の持ち主にいきなり敬礼され「車を止めて通行許可証を確認して通して〜」と教えてもらう。この仕事は命がけだった。ここらの走り屋はブレーキを踏むのに気が進まないらしい。道に立ち塞がって光る棒を必死に振りかざさなければいけなかった。

そしてやっと日の出が風景を見せてくれた。サーキットの外周にある駐車場が今度の仕事場だ。他の警備員がシャキッと立って光る棒をクルクル回しているのを模倣して、俺もお客の車を誘導してみた。レースカーがエンジンを温め始め、静かな山に排気音が響き渡る。

家族連れからピチピチのジーパン姿のライダーまで多様なお客が揃った。いよいよレース開始!俺はちゃっかり第1コーナーを見れる位置に立つ。車群が通り抜けると凄まじい爆音だ。

コースをまたぐダンロップブリッジは歩道橋になっており、足元の格子からは猛スピードで走り抜ける車を見れる。ここを通ってコースの内側に入るにはチケットが必要で、それを確認するのが今度の仕事だ。コーナーを抜け一気にアクセル全開されたエンジンはすかさずトップギアに繋がれ、エグゾーストノートを奏で去る。迫力満点!

ピットウォークが始まり、ピットを観にお客が入ってくる。その際はチケットを首に掛けてもらう。芝生の所にカメラマンが集まっている。この仕事をしてホントに良かった…レースクイーン撮影会の整理をしちゃいます。ウブなオイラが目のやり場に困るようなあぶない水着でポーズをキメるお姉さんと、ひしめき合いながら御神体をカメラに収めまくる男達が対照的だった。

控え室に送った時「ふぃ〜笑顔で顔が筋肉痛ぅ〜」と言っていたのが忘られない。俺は心の底から「お勤めご苦労様です!」と言いたかった。俺の足も限界な頃、見えないレールに沿っているかのように路面に吸い付きコーナーリングしていた車が突然、グリップを失いひたすら壁まで滑って行った。その時、救急車のゲートを担当していた俺は慌てて笛をピーピー吹いた。レースの爆音の中では通行人は救急車に全く気付かない。

すったもんだの末、なんとか無事に済んだらしい。俺の長い一日が終わった。もう俺のカカトはペッチャンコ。朝の三時から夜の六時まで、時給950円で弁当・観戦・レースクイーン付きの最初にして最高のバイトでした。

neopozi at 13:29コメント(0)トラックバック(0)雑記帳 

2005年03月18日

パソコンを持ってない俺にとって、ここの“お気に入リンク”はまさにお気に入りと同じ役目を果たしてくれてる訳ですな。今回はその中からお勧めを紹介するよ。


閑。:ここでは2ちゃんねるの輝いてるレスを抽出して毎日紹介してるよ。

誰が為に鈴は鳴る:愉快な話題と豊富なネタ。ようかんマンとほのぼのするよ。

小太郎ぶろぐ:世界中の面白い映像やゲームを紹介してます。すごい情報量!

芸能1000ネタ:ここは芸能ネタの宝庫だよ。芸能人発言集はどれもお勧め。

虚構新聞社:今話題のニュースを…。風刺が効いてます。

伊藤家の食卓:これがあれば番組見る必要ないね。過去のも見れるし。

二流高級ホストM:俺のツボの深い所にキテマス。じっくり読みたい小話。

特許電子図書館:ここは発明家or産業スパイでなければ普通見ないであろう特許庁。あのドクター中松(本名 中松義郎)の特許も図解付きで閲覧できるよ。企業の特許よりも町の発明家的な特許が面白い。のは俺だけか

抜天市場:完全に18禁なのでお子様は早く育ってね!無修正動画の無料サンプルを収穫したいなら、Jgirl paradiseと裏ビデオ通信が親切だよ。


…いやぁ、アクセス見たら画竜点睛輪ゴムの記事からが沢山だよ。リンクはホント貴重なルートですな。ひょんなことからここに迷い込んで来たあなた!いつでもどこでもリンク大歓迎ですよ!orz

neopozi at 13:01コメント(2)トラックバック(0)雑記帳 

2005年03月16日

金玉にデコピンされてもそれほど痛くはないが、
それを連打された途端、重い激痛に変わるのだ。

neopozi at 21:50コメント(0)トラックバック(0)資料室 

2005年03月15日

木漏れ星

木漏れ日を見上げると、それはまるで銀河のよう。

全速力で走り去る犬を呼び止めながらカメラを手に取る。薄暗い森で逆光で撮るにはどうしたらいいのか少し悩んだ末、結局オートに頼ってシャッターを切った。

ふと、宇宙思想モードに入る。100億年以上前に宇宙が誕生し、46億年前に地球が誕生し、ほとぼりが冷めた頃に生命が誕生し、たび重なる天変地異の中で今までに誕生した生物の99%が絶滅しながらも、こうして生き残った生物が地球上で生きている…

地球大進化で見た巨大隕石映像は圧巻だった。気前良くNHKに受信料払いそうになる。これを見ると恐竜を絶滅させた直径10kmの隕石なんて大したことないとさえ思う。



直径400kmの巨大隕石が衝突した時、凄まじい衝撃波で地殻津波が起こり、その破片は無数の隕石となって再び地球に降り注ぐ。さらに衝突面は太陽の表面温度と同じになり、蒸気化した岩石が亜音速で地球全土を覆いつくし、瞬く間に全海洋が蒸発してしまうのだ。こんな灼熱地獄では地球上の生物は絶滅したかに思われたが、地下3000mまで進出したバクテリアは生き残っていたというから驚きだ。

“あらゆる場所に進出し繁栄する” これが生命の本質なのか。さらにその時代に最も繁栄していた生物は必ず絶滅したという事実。この厳しく荒ぶる地球をたくましく生き延びて、やっと文明を持つまでになった生物にも絶滅の危機は迫っている。地球の絶滅の歴史を克服できたとしても、今度は荒ぶる宇宙が待っている。太陽系も永遠ではない。

生命が宇宙で生き残るための最終手段が文明だとしたら、人類の責任重大じゃね?
宇宙にとっては、この生命の存在に何の意味があるんだろう…

ファインダーから目を離すと、すぐそばに老婆がいてかなりびびった。視界の果てギリギリからは犬がこっちを見ている。今行くからそこにじっとしてろよってオイッ待てー!

neopozi at 17:56コメント(5)トラックバック(0)雑記帳 
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