痔になる人はケツの拭き方がアカンのではないだろうか。
菊の表面を撫でただけで済ますなど不潔極まりない状態では、そりゃ痔になるのは時間の問題であろう。どんなにトイレットペーパーを大量に使おうと、日々変化するウンコンディションには対応できまい。そこで私が実践している方法を紹介しよう。

１．まず、紙を手に取る。二つ折りにして8cm位の長さがあれば十分だ。

２．中指を紙の中央にセットし、背中側から手を入れ、指を肛門へ突っ込む。

ここで突っ込むことに驚かれるかもしれない。しかし、ウンコが通ってきた道を清掃することにこそ意義がある。穴の摩擦抵抗はウンコ自身が潤滑の役目を果たすことで解消される。指の爪で紙を突き破ってしまわないよう、肛門の力を抜き、力加減に気をつけよ。



３．中指を第一関節のあたりまで突っ込んだら、今度はそこでローリングさせる。三回はグイングインしてから抜くこと。

４．背中側から拭く人、お腹側から拭く人、色々あると思うがここは両方やっておこう。背中側からは完全に拭けたようでも、お腹側から仕上げのつもりで拭くと、ウンコが付いたりするから不思議だ。

５．ドリル方式で二回程拭いて、最後に表面を拭く。快腸なら紙は三枚で済む。紙にウンコが付かない事を確認したら完了だ。

痔の予防法は色々あれど、少なくとも私はこれで痔主にならずに済んできた。さらに紙の消費量削減にも成功している。だがこれだけは言っておく。エコではない、ケチだ！