幽体離脱

2010年03月03日

egypt_river_nile

目が覚めるとナイル川を下っているところだった。

「俺たちが向かう所はピラミッドっていうらしいぜ。」
せまい船内に座っていると、隣の男に話しかけられた。
そういえば、クフ王の墓建設とかいう公共事業に出稼ぎで行くんだっけ。

船を降りて進むうちに人がどんどん合流し、すごい行列になっていく。
やがて高い壁の下に集合すると、「今日はこれを運ぶように。」と命じられた。
「運ぶ?何を?」と皆ポカンとしていたが、
つまりこの壁のようにそびえ立つ巨大な岩を現場まで運ぶんだとさ。

こんなの運ぼうったってどうすんだよ!?と思ったが、
あれよあれよという間に丸太が並べられてるし、象とかも来てるし、
ラクダと並んでロープを持ち、大岩を引いて歩くことに。

森を抜けるともう、ひっったすら砂漠でむっちゃんこ暑かった。
途中オアシスを見つけたので満場一致で寄り道する。そこには今で言うマクドナルドがあって、僕はいわゆるビックマックセットを注文した。飲み物はコーラにするか迷ったが、重労働だし日焼けするし、ビタミンの豊富な Qooのすっきりオレンジに決めた。

ってオイ!なんで紀元前におってしかもマクドで食いよんねん!
普段から、身の回りの出来事を妙に客観視してしまう癖のせいか、薄々これが夢だと確信した。そしてレジにはかわいい女子高生が!!
その時の僕はさながらルパンの不〜二子ちゃ〜ん状態であった。

こういう大事な時には、電話を鳴らさないで欲しいっ!

僕は昔からたまに枕をせずに寝てしまい、このような夢と自覚しつつ夢の世界で行動する体験をして、これが幽体離脱なのかと思っていたが、正確には明晰夢と呼ぶそうだ。しかも次に見る時には続きが見れたりする。

暖かくなって布団が暑苦しい季節になると、僕はよくピラミッドへ出稼ぎに行きます。



neopozi at 01:48コメント(0)トラックバック(0) 
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